うつになると、重力は体感10倍になる。

あくまで個人の体感ですが。

うつであることを会社へ明かし、引継ぎをし、最終出勤日まで何とか仕事をこなすことだけを考えていたことは「身体がだるい」くらいの体感でした。

それが休職に入り、急に電池が切れたように身体が動かず、寝るしかできなくなりました。むしろ寝返りを打つことも一苦労、トイレに行くのも大変な程です。決して大げさに言っているのではありません。

事実、そうだったのです。外出なんて夢のまた夢でした。お風呂に入るのも大変で、必死に自分に言い聞かせてシャワーを2.3分浴びるのがやっとの状態。(お風呂の話はこちら)お風呂大好きだったのに。

まさに身体にかかる重力が10倍になって、身体の動きを引き留めているかのようでした。

打つ手は眠りつづけるしかありません。(その辺の話はよかったらこちらもご覧ください)

3か月ほど寝込み、少しずつ人間らしい生活を取り戻していきます。

重力が10倍、なんて大げさな表現と思われるかもしれません。でも事実、そうなのです。自分の手足ですら満足に動かせないのですから。

うつは心の病気でなく、脳の病気と最近よく耳にするようになりました。もしかしたら、これも脳から発信する命令のひとつ……とにかく身体を休ませろ、という指令なのかもしれません。